伝統行事「虫送り」

松明作成
松明作成

移住して、2年が過ぎました。
6月に行われる「虫送り」という伝統行事も今年で3回目。

今年は、地域の方と松明(たいまつ)も一緒に作成しました。
竹を切ってきて、それぞれの部位の大きさに割ったり、杉を詰めて縛ったり、節を削ったり、竹を足に挟んで、後ろ向きで竹を割いたり…

松明ができあがっていく様に、わくわくしました♪

虫送り当日。
ちーんちーんちーんどーん…ちーん…どーん…という、風情のある太鼓と鐘の音とともに、まずは提灯を掲げながら集落を歩きます。

その後、田んぼの横で松明点火。

松明点火
松明点火

子供から大人まで、豊作を祈願しながら田んぼ道を歩きます。
静かな田園風景に、太鼓と鐘の音…ちーんどーん…
まるで、何十年も前にタイムスリップしたような情景に、どきどき。

櫓

そのまま15分くらい歩いて、川岸到着。
松明で櫓(やぐら)を組み、さらに燃やします。
そこからが見どころ!

害虫駆除を祈願したお札を竹にぶら下げた、青年団の団長さん登場!!!
それを火の中に吊るし、燃やしたお札がきれいに空に舞い上がると豊作と言われているとか?いないとか?
今年もきれいに燃えて舞い上がり、散っていきました~ヾ(o´∀`o)ノ♪

「虫送り」は、集落ごとに行われるので、他の集落の松明の灯や、太鼓と鐘の音も聞こえてきて、なんとも不思議な気持ちになります。

移住して、このような地域に残る色々な行事を体験し、受け継がれてきたものや、季節や節目を大切にしてきた生活に感慨深いものを感じています。
年とったのかな 笑

いえいえ、若い人でもきっとドキドキわくわくする伝統行事だと思います。
当宿では、タイミングを合わせてご宿泊いただくと、一緒に行事にご参加いただけます。
一度体験してみたいという方、一緒にタイムスリップしましょう☆