中能登町
概要
中能登町は能登半島の中ほどに位置し、平成17年3月1日に(旧)鳥屋町・鹿島町・鹿西町の3町が合併し誕生しました。
「中能登」は、3町が能登半島のほぼ中央に位置することに加え、「能登」という地名の由来となったともいわれる古墳時代の豪族、能登臣(のとのおみ)馬身龍(まむたつ)が現在の中能登町に拠点を置いた史実にも根ざしていることなどが挙げられます。
中能登町の特徴
中能登町は石川県の北半分を占める能登半島のほぼ中央に位置し、南は羽咋市、西は志賀町、北は七尾市、東は氷見市と接しており、面積は89.45k㎡です。
地勢は、邑知地溝帯を中心に平野部が七尾市から羽咋市まで拡がり、東側が石動山、西側は眉丈山をそれぞれ中心とし、日本の原風景とも言える田園を取り巻く丘陵地の緑、潤いのある河川等の自然にも恵まれ、旧街道沿いの集落や、神社・寺院群、それらを舞台とした祭りなどの伝統文化を地域の重要な資産とした素晴らしい町です。
能登の動乱に巻き込まれた「石動山」や能登豪族の中心地と伝わる「雨の宮古墳群」は国史跡に指定されているほか、石動山修験者の荒行の場でもあった名勝「不動滝」や、江戸時代から3つの神社に息づく、どぶろく特区にも認定地区のほか、昭和初期に全国一の麻織物の生産量を誇った手織りの伝統織物「能登上布」が連綿と受け継がれている、能登における文化発祥と発酵文化の里でもあります。
気候
能登半島は日本海に大きく突き出し、寒暖の季節風の影響を受けやすく、このため、季節の移り変わりがはっきりしています。
ほかの北陸の都市と比べ、夏はやや涼しく、冬は比較的雪も少ない傾向にあります。平均気温は12~13℃ですが、能登北部はやや低めとなっています。年間水量は1,700~2,200㎜。日照時間は1,400~1,600時間。最深積雪の平均は20~60㎝です。
生活環境の紹介
中能登町は、金沢と富山県から車で約1時間の距離にあるほか、生活必需品が揃えることができる大型ショッピングセンターがあります。
国指定史跡である「石動山」「雨の宮古墳群」「川田古墳群」には、町花の「石動山ゆり」や新緑まぶしい「ブナ林」など遺跡のほかに豊かな自然も群生しており、能登の里山を体感することができます。
また、保育園5、小学校3、中学校1、高校1の教育を拠点に、第1子からの出産祝金や第2子以降の保育園、給食費の無料化、18歳までの医療費助成などの子育て・医療支援策があります。
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担当者からのメッセージ
中能登町は自然が豊かで、山に囲まれ田園が広がる素朴な日本の原風景が残っている場所。
人がのんびりとして、素朴でやさしく、
ゆっくり流れる時間が魅力です。
能登はまだまだ手つかずの自然や資源が残っており、何か仕事を自分の手で生み出したい人には、まだまだ可能性があり魅力を感じる町です。町外から関係人口が増えて交流を重ね、移住者も増えてほしいと思います。
ぜひ一緒に町を盛り上げ面白い町にしましょう。